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学習プログラム 取材記録 取材日:2011/09/06
施設名 守山市営美崎公園「みさき自然公園」
URL http://www.usennet.ne.jp/~misaki-p/
所在地 守山市今浜町十軒家2870番地の2
TEL 077-585-4280
FAX 077-585-4280
e-mail
事業概要 みさき自然公園は、パークセンター(事務所)、広場エリア、くさはらエリア、生き物の森エリア、生き物ふれあいエリア、暮らしの里エリア、保全エリア、キャンプエリア、駐車場・園路エリアがあります。
パークセンターは、太陽光発電による省エネルギーを実践しています。

★取材記録はこちら → http://www.ecoloshiga.jp/I_report/?act=dtl&type=lnk&id=144
夏休みの最終日、守山市の「みさき自然公園」を訪問し、指導員の近成英樹(ちかなりひでき)さんにお話を伺いました。

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優しい笑顔で迎えてくださった近成さん。
ここ、みさき自然公園は2002年7月に旧野洲川の河川敷跡にオープンし、近成さんは2006年よりお勤めです。みさき自然公園でのプログラムの企画や運営、また植生の管理、動植物の調査研究まで全てを行っておられます。


■まずは、みさき自然公園について教えてください。

みさき自然公園には、体験学習室などを備えた環境学習の拠点となるパークセンターや昆虫や植物とふれあえる生き物ふれあいエリアの他、バーベキューやキャンプができるキャンプエリアがあり、年間6000名が来園されます。

地元守山をはじめ、野洲、栗東、草津からドングリ拾いやカブトムシ捕りで訪れる方や、幼稚園・保育園からの来園者も多いです。最近は、バーベキューを目的に利用しておられる方も増え、遠くは京都、大阪からも来られます。また、キャンプ場はボーイスカウトなどの団体がテントで宿泊されます。来園の目的の1番は虫捕り、2番目は水辺の生き物探し、3番目は木の実拾いです。


公園でのプログラム「森の万華鏡づくり」

■実施しておられる環境学習プログラムについて教えてください。

年間20日ほど、体験プログラムを実施しています。草花に触れたり、虫に出会ったりと公園の身近な自然と触れあうきっかけになればと思い、プログラムを実施しています。


万華鏡づくり
親子で万華鏡に入れる草花探し

プログラムを進行される上で気をつけておられることは?

プログラムそのものは、年々改良を行い充実してきました。そこで、自然と触れあってもらうための「導入」に気をつけています。公園内の自然へ出かける前の言葉掛けを工夫したり、写真や映像を見せたりして、参加者が自然への興味や期待感、ドキドキ感を持って自然へ出掛けてもらうようにしています。また、子どもだけでなく親の方も一緒に楽しんでもらえるように働きかけています。先日ネイチャーゲームのミクロハイク(地面スレスレで虫眼鏡をつかって自然を観察する遊び)を行った際は、親の方が虫眼鏡に映る大きなアリや草花に驚きの声をあげて楽しんでおられました。そのような場面に出会うと、私自身も楽しく、充実した気持ちになります。


万華鏡づくり
きれいな模様が万華鏡の中に浮かびあがります。

プログラムや公園の管理での安全について教えてください。

公園にはたくさんの動植物がいて、当然危険な生き物もいます。スズメバチなどは巣ができないように管理していますが、樹液に集まる習性もあるので、樹液が出ている木々には看板を立てて、来園者に注意をしてもらっています。また同時に、危険な生き物もその習性を伝えることで、来園者の不安を取り除くようにもしています。


万華鏡づくり
親子でつくって、楽しんで、笑顔とおしゃべりがふくらみます。

■自然公園として、困っていることはありますか?

外来種が増えて困っています。特に、公園内の川では、オオフサモが一面に生えて、覆い尽くしています。駆除をしても追いつかない状態です。

■環境学習プログラムや自然公園として、今後やっていきたいことはどんなことですか?

まずは、子どもの活動クラブをつくりたいと思っています。またボランティアでの自然観察グループなどに、公園を中心に活動してもらえたらと思います。人の関わりを増やしたいと思っています。

また、公園では、季節の自然や見所などを書いた地図や案内用紙を見ながら、案内人なしで来園者が公園を散策できるセルフガイドの用紙や、パークセンターの屋内の展示物と屋外の自然をつなげる仕組みをつくりたいと思っています。

■これからの季節のお楽しみなどを教えて下さい。

9月以降はドングリの季節です。コナラ、クヌギ、アラカシ、マテバシイ、ツブラジイ、ウバメガシ、シラカシ、アベマキの8種のドングリの木が公園にはあり、今年はドングリクッキーを作ってみようと思っています。また田んぼの教室ではお餅つきをする予定です。

■これからの環境学習に対して思うことを教えて下さい。

今は年配の人が多くの環境学習に関わってくださっています。そこで、今後は30代、40代の働き盛りの世代の人々の関心を高めること、また環境学習を職とする人を増やしていくことが必要と考えています。

■守山市営美崎公園 「みさき自然公園」
〒524-0101 守山市今浜町十軒家2870-2
TEL&FAX 077-585-4280(8:30〜17:00火曜休館)
E-Mail misaki-p@usennet.ne.jp

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■取材者から一言

自然に触れる機会が少なくなった昨今。来園者やプログラムの参加者が、目を輝かせ楽しそうに自然と触れあっている姿を見るのが一番うれしいと話す近成さん。
自然公園内だけでなく、小学校での自然工作の指導やネイチャーゲーム・自然観察会の実施、オーダーメードでの自然体験の場づくりなど、公園外でも活躍しておられます。
ぜひ皆さんも、みさき自然公園で楽しく学び多い体験をしてみてはいかがでしょうか?

                環境学習推進員 池田勝