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学習プログラム 取材記録 取材日:2005/08/24
施設名 水のめぐみ館アクア琵琶
URL http://www.kkr.mlit.go.jp/biwako/aquabiwa/
所在地 大津市黒津4-2-2
TEL 077-546-7348
FAX 077-546-7502
e-mail aquabiwa@mx.biwa.ne.jp
事業概要 琵琶湖と淀川水系の水環境、砂防、治水、利水について、最先端の展示・映像技術を取り入れてさまざまな角度から学ぶことができます。(休館日)土曜日 日曜日 祝日 年末年始

★取材記録はこちら →http://www.ecoloshiga.jp/I_report/index.php?act=dtl&type=lnk&id=108
大津市南郷洗堰のそば、瀬田川沿いにある「水のめぐみ館“アクア琵琶”」を訪ね、企画調査役の霜出清澄さんにお話をうかがいました。  (環境学習推進員 山本 悦子)


◆「水のめぐみ館 アクア琵琶」はどんな施設ですか。

(霜出さん)琵琶湖や淀川付近の人々は、昔から洪水に悩まされてきました。ここ南郷付近は、水が流れにくいうえに田上山から流れ出した土砂が水はけを悪くしていたため、人々は川ざらえや砂防工事を繰り返してきました。
 「水のめぐみ館“アクア琵琶”」はそんな砂防の歴史や、洗堰によって水位調整が可能になったことなどを最先端の展示・映像技術を取り入れた模型やゲームなどで楽しく学ぶことができます。砂防についての展示内容は、全国で最も充実しているものと思っています。
 入館も体験も無料です。
       
  (土砂が流れ出した様子がわかる田上山周辺の模型)

◆展示のほかにこの施設が主催される市民向けの体験学習などはありますか。

(霜出さん)5月には雨量観測・流量調査を、6月には水質・生物体験教室を、そして、7月には親と子の琵琶湖体験教室を実施しました。また、8月には夏休み特別イベントとして、クイズラリー、映画会、ヨシ紙を使ったうちわ作り、コンサートなども行いました。
 毎年、5月の水防月間、6月の環境月間、7月の河川愛護月間にはパネル展を、8月には世界の川と湖の写真展なども実施しています。
 また、トールペイントやちぎり絵などの工作教室を年間4〜5回開いています。工作のために訪れた人には、館内の見学もしていただいて、水について学んでもらっています。
 今年は瀬田川洗堰100周年特別企画として洗堰資料展示を10月〜11月に予定しています。

◆この施設の展示物から、私たちの暮らしと水との関係や琵琶湖について、どんなことが学べますか?

(霜出さん)1階では、床全体に琵琶湖と淀川流域の地図があります。自分の住む地域の川が琵琶湖に流入し、その水が京都・大阪まで流れる様子をたどることができます。また、明治38年当時の洗堰を実物大で再現したものもあり、瀬田川の砂防の歴史と役割を知ることができます。さらに、ヨシが水の浄化に役立つ様子を観察してもらえる水槽も置いています。
       (ヨシによる水質浄化が観察できる水槽)
   取材時、ブラックバスがブルーギルの稚魚を飲み込んでいるところが見られました。

 2階の展示物からは、琵琶湖の地形、洪水の原因、琵琶湖の水利用の歴史や治水の歴史、琵琶湖総合開発と水管理を映像やパネル、模型などで学ぶことができます。
 琵琶湖の模型では、うず状に水が流れる「還流」や南湖の水が北湖に逆流する「交流」など琵琶湖の不思議な自然現象がどうして起こるのか、パネルや動きのある模型でわかりやすく説明しています。

        (琵琶湖の地形と還流がわかる模型)

        (瀬田川の洪水の原理模型)

◆展示物のほかに、水環境について学べる設備等はありますか。

(霜出さん)1階ではプランクトンを観察できるコーナーがあります。
 また、屋外の雨体験室は、4段階に分けた雨の強さを体験できます。世界最大の降雨(1時間に600mm)の迫力を体験すると自然の力の脅威を実感できると思います。

◆映像ホールもありますね。

(霜出さん)97席ある映像ホールでは、1日3回(11時、13時30分、15時)琵琶湖をテーマにした約40分のものを上映します。クイズ形式でスクリーンとの対話を楽しみながら学んでいただけます。

◆団体での見学にはどれくらいの時間を予定すればよいでしょうか。また、1回の受け入れ人数制限はありますか。

(霜出さん)学校など団体の見学者には、まずエントランスホールで20分程度の説明をします。そのあと、約40分の映画と展示物の見学をしていただくと2時間程度が標準的な見学時間です。
 バス4〜5台 約200人を一度に受け入れることもあります。映像ホールは2回に分けて上映、展示会場も分かれて見学ということであれば可能です。
 団体で見学される場合には、事前にご連絡ください。

【取材者からひとこと】
 学校や子ども会などの団体だけでなく、個人や家族でも気軽に訪れ、大人も楽しく学ぶことができる施設であると思いました。
 ルビをふった子ども向けのパンフレットや、英語版のパンフレット、見学手帳など資料も豊富にそろえられていました。
生活に欠かすことのできない水、時として生活を奪う水、そんな水を通して琵琶湖やその流域について疑問や好奇心をもって見学するとさまざまなことが学べる場所であると感じました。
「なぜ?の数だけ成長できる」というパンフレットのことばのように。

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隣接する「ウォーター・ステーション琵琶」の取材記事は
こちら→http://www.ecoloshiga.jp/I_report/index.php?act=dtl&type=lnk&id=109