• トップページ
  • 学習プログラム
  • ほ乳類の視点で森を観る・・・ほ乳類と植物の関係
  • 学習プログラム

ほ乳類の視点で森を観る・・・ほ乳類と植物の関係

プログラムNo.862p1

目的

日本のほ乳類の生態と形態、進化を学び、環境・植物の関係を知る。

内容

1.講義(60分)
 ・ほ乳類とはどんな生き物か
 ・ほ乳類の誕生と進化
 ・数種類の動物の頭蓋骨を観察し、歯の状態やあごの骨格の様子から何の頭蓋骨かを考える。
 ・ほ乳類と植物・環境との関係
 ・今、日本で起きている生態系の変化
 ・ほ乳類が果たす生態系での役割

2.フィールド(森)での学習(120分)
 (1)観察
 ・植物の食べ残しから食べた動物を推察する。
  例:マツボックリ、ヒサカキの切り口など。
 ・さまざまな穴から、利用する動物を推察する。
  例:アナグマ、モグラ、キツネなど。
 ・糞の形状や、周りの様子(ため糞かどうかなど)を観て、どの動物の糞かを特定する。
 (2)ゲーム
 ・好きな動物になって、「これなら食べる!」と思う植物の実や葉、菌類・動物などを探し、集める。
  持ち寄った食べ物(植物)はどんな動物が食べるかを解説する。
  例:ヒサカキやソヨゴの実、フユイチゴ、ササの葉など
 ・カードゲーム
  枚数の違う4種類のカードを利用したゲームを通して、動物の採食行動、採食物の地域性など環境との関係を学ぶ。

3.まとめ(講義)(30分) 
 生物多様性の保全・復元、実社会との連動など。  

講義とフィールドでの観察により、植物と動物の関係についての理解を深めます。
専門的な調査研究に基づいた講義により、野生生物の保全や生態系について学ぶことができます。

基本情報

教えてくれる人
千々岩 哲
分野
森・里山・田んぼ・川
生物多様性の保全
形式
観察・体験
講義

実施方法
現地
対象
大人
所要時間
5時間30分
実施時期
1年中実施可能
定員
30名
事前打ち合わせ
必要
予算
有料
予算内訳
講師謝金

お問い合わせ窓口

環境学習センター

その他の環境学習関連情報