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7月26日、琵琶湖博物館で「夜の生き物観察会」が開催されました。真夏の夜の森、日常とは異なる暮れゆく空間にワクワク、ドキドキします。怖いもの見たさの好奇心が膨らみます。子どもも大人も普段見られない生き物の姿に興味津々です。トンボは眠りに入り、ウスバカゲロウは頼りなくひらひらと飛んでいます。オニグモは巣を張って獲物を待ち構えています。ライトトラップには、無数のトビケラやコガネムシが集まってきます。セミの羽化はどこか儚げで美しさを感じます。オオミズアオの飛ぶ姿は幻想的でさえあります。人気のカブトムシやクワガタムシも姿を見せてくれましたが、暗闇に浮かぶ白い姿の昆虫は特に印象的です。こうした体験が原体験となって、更に生き物への関心が高まり、将来の環境を思う心が育まれることを願います。
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いざ夜の森へ | ライトトラップに集まる昆虫たち |
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セミの羽化 | オオミズアオ |