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8月26日、琵琶湖博物館で、株式会社村田製作所様との共催で環境学習授業が実施されました。電子部品の印象が強い村田製作所様ですが、バイオマス資源を酵素によってエタノールに変換する事業に取り組んでおられます。小学4年生~6年生を対象に、どういう条件で酵素が活発に働くか予想をし、実験を通して検証しました。麦茶とスポーツドリンクにそれぞれイースト菌を混ぜて攪拌した後、シリンジに入れクーラーボックスと食器乾燥機に一定時間入れて発酵させ、ガスの発生量の違いを考察します。時間の経過とともに違いは顕著になり、目に見えない酵素の力に「なんで?」が深まり、子どもたちの考える力が引き出されます。授業の最後では、「こんな微生物がいたらいいなぁ~」と想像を膨らませました。世の中には色んなパワーを持った微生物がいること、また目には見えないが身近にいること、環境に役立つことを楽しみながら学びました。子どもたちの自由研究にもぜひ、将来のエネルギー革命に期待したいと思います。学芸員より、もやしもん「かもせ~」のお話もありました。
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琵琶湖博物館 X 村田製作所 | 発酵はすすんだかな? |
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ガスの容量は? | 考察のまとめ |