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積水樹脂株式会社滋賀工場様のご協力により、令和6年8月21日、同所にて環境保全活動者交流会を開催しました。県内各地より9社の事業者の方々に参加いただきました。交流会では、同社が取り組まれている環境保全活動や生物多様性びわ湖ネットワーク(Biodiversity Biwako Network:通称BBN)の紹介のほか、同所内のビオトープを利用し、トンボの同定ノウハウを学ぶワークショップを実施しました。ワークショップでは、蜻蛉研究会の村木会長と片谷副会長をお招きし、トンボの同定方法を解説していただいた後、ビオトープにてトンボの観察を行いました。ビオトープでは、日本最小のハッチョウトンボのほか、シオカラトンボ、キイトトンボ、ギンヤンマなど8種のトンボが観察できました。また湿地では、ヌマエビやコオイムシなどの水生生物なども見られました。参加者の方からは、「豊かなビオトープで羨ましい。」との声もありました。
今年はなぜかシオカラトンボが多いとのこと、また東南アジアに広く分布しているベニトンボも近年近畿地方でも確認されている地域が増えているとのことで、これも気候変動の影響かもしれません。
世界的にSDGsを意識した取り組みが求められています。環境学習センターでは、今後も企業の方と連携し、環境保全活動者交流会を開催していきます。ご興味のある方は、是非ご参加下さい。環境保全活動の輪を広げていきましょう。
積水樹脂株式会社滋賀工場の環境保全活動紹介 | 蜻蛉研究会村木会長によるトンボ同定方法の講義 |
ビオトープでの観察会の様子 | ハッチョウトンボ発見!右上の親指と比べると小ささが分かる。 |